失った骨や歯ぐきを回復させる。

(自由診療となります)

治療法が進歩し、歯周病などによって失われてしまった骨や歯ぐきを回復させることが一般的になってきました。
適切に応用すれば、以前は抜歯しないといけなかった歯も残すことが可能になってきています。
他の歯科医院で抜歯だと言われた歯でも、残せる可能性があります。”何とかならないか”とお悩みの方はご相談ください。

~歯周組織再生治療の利点~

  • 歯の寿命を延ばすことができる
  • 口元に若々しさを取り戻すことができる
  • より強く噛んでも歯を支えられるようになる
  • 外科処置のため、術後に痛みや腫れがでることはありますが、日常生活に支障がでることはまずありません。ほとんどの場合、治療後に普通に就業・食事などしていただけます。

歯周組織再生治療を大きく分けると、

  1. 歯周炎で骨を失った歯の周囲に骨を回復させる治療(狭義の歯周組織再生療法)
  2. 歯根やインプラントが露出している部分を覆う治療(根面被覆)
  3. インプラント治療が可能になるように歯ぐきや骨を増やす治療(骨造成治療・GBR)
となります。(説明上便宜的に分類しています)

  • 歯の周囲に骨を回復させる歯周組織再生療法

  • (所要時間:2時間程度)

    歯周外科治療の一つとなります。
    この治療を行う前には、歯周基本治療をしっかり行う必要があります。
    歯周病と診断された場合の治療のステップはこちらを参照してください。

    歯周組織再生材料:Emdogain®️

    現在応用されている材料の中で、世界中でもっとも用いられている材料の一つがEmdogain®️(エムドゲイン)です。1997年に発表され、もう20年以上にわたって臨床応用されています。歯周病の治療で外科処置を必要とする場合がありますが、その際に骨がなくなった歯の周囲に塗ることで骨が回復することを化学的に促進する効果があります。

    骨補填材:Bio-Oss®️

    現在応用されている骨補填材の中で、世界中でもっとも用いられている材料の一つがBio-Oss®️(バイオス)です。歴史は古く、数十年にわたって世界中で臨床応用されています。歯周病などで骨がなくなった部位に充填・追加することで、失われた骨の部分を物理的に回復させます。

    取材記事